石川巧真くん(修士2年)がバンコクの国際会議に参加
最優秀論文賞を受賞
2023年9月8日~10日
タイ?バンコク?キングモンクット工科大学トンブリ
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2023年9月8日(金)~10日(日)、タイ王国のキングモンクット工科大学で開催されたInternational Conference on Applied Electrical and Mechanical Engineering(応用電気工学?機械工学国際会議)において、石川巧真くん(修士2年)が口頭発表し、プロシーディングスに掲載された論文がBest Paper Award(最優秀論文賞)を受賞しました。
石川くんは、再生可能エネルギーの一つであるシリコン太陽電池の製造コストを下げることを目標に、大学3年の後期から3年間研究活動を続けてきました。具体的には、単結晶シリコンウエハを原材料としたシリコン粒子を溶媒に拡散したペースト材料を作製し、ガラス基板上に塗布し熱処理することでシリコン粒子薄膜を作製する新規方法を研究開発しました。その研究成果を論文にまとめ投稿し、国際会議で口頭発表したところ、最優秀と認められ表彰されました。
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■受賞のコメント
創発科学研究科修士課程2年生 石川巧真くん
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昨年度まではコロナ過のため、海外での国際会議が対面で開催されることがありませんでした。対面で発表することは卒業までには無理かとあきらめていましたが今回、タイ王国バンコクにおいて国際会議が開催され、対面で口頭発表を行うことができ、さらに、プロシーディング論文について最優秀論文賞を拝受できたことを大変うれしく思います。僕は、社会に大きな影響力を与えるような実用的な部品や製品を研究開発することに大きな興味を持ち、創造工学部の材料コースに入学しました。現在問題となっているSDGsにも大きく関係する、再生可能エネルギーに関係する研究がしたいと考え、シリコン粒子薄膜太陽電池の研究開発を行ってきました。今までにない新しい新材料を生み出すことは大変難しく、僕の研究開発もかなり長い時間がかかりました。今回、海外の国際会議において僕の研究開発が認められ最優秀の評価を受けたことを大変うれしく思います。この研究開発を後に続く後輩に引き継ぎたいと思います。
Title: Fabrication of Silicon Nanoparticles Films Covered with a Chemically Adsorbed Monolayer Having Reactive Epoxy Groups for the Solar Cells
Authors: Takuma Ishikawa, Kazufumi Ogawa and Yoshifumi Suzaki
指導教員:須崎嘉文
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