「カリキュラム」材料物質科学実験1(2年次、2Q)が今年もスタートしました
学部2年次学生の体験型授業「材料物質科学実験1」が今年もスタートしました。この授業は、2年次の第2Q(クォーター)において実施される授業で、全8週のカリキュラムです。60名のクラス学生が3名ずつのグループを組み、毎週自分らの興味のある、やりたい実験を計画して授業に臨みます。実験室に備えている実験用器具を借りるか、薬品を使用するか、備品に無いものについては、あらかじめ学生グループが準備します。
14時20分の授業開始から、必要な器具や材料をそろえて各グループそれぞれの考えで実験を開始します。なかなかうまくいかない場合もあるし、よく理解できていない実験計画についてはそもそも迷走します。
教員は3グループずつ分担して指導にあたります。まず最初に、各グループの学生と面談し、今回の実験の目的と内容を確認します。そして、どのような実験結果を得ようとしているのか、どのような実験結果が得られると予測しているかを中心に確認します。基本的に、学生の計画どうりの実験を行ってもらいますが、この時点で重要な勘違いや、そもそも結果が得られないと判断したが場合は、学生と話し合って実験内容を修正することもあります。実験の最後には、得られた結果について学生から報告をしてもらい、得られた実験結果がいったい何を表しているのか、あるいは、実験結果の傾向について理論的に説明できるかについて面談で確認します。授業終了後学生は、実験結果と考察について各自レポートにまとめて提出します。いくつか行った実験のうち、面白そうな実験について各グループで1つ選んで最終週の発表会においてプレゼンテーションします。
今年の学生は大変熱心に実験に取り組んでいて、19時や20時まで実験時間を延長して行うグループもあります。さて、どのような面白い実験内容が出てくるのか、最終週の発表会が楽しみです。
(立博体育_立博app-官网6年7月、すざきよしふみ)
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