日本エネルギー学会奨励賞を高木康成さんが受賞
日本エネルギー学会の奨励賞を高木康成さん(大学院創発科学研究科、修士課程)が受賞しました。
第32回日本エネルギー学会大会
H2/NH3燃焼雰囲気における円管周りの基礎伝熱特性
研究の概要:
直近では世界各地で地球温暖化が深刻化しており、その原因物質とされる二酸化炭素の排出量削減が急がれています。その中で使用した際に二酸化炭素の発生しないアンモニア(NH?)が次世代の燃料として注目されています。そのアンモニアが燃えた後の排ガスからは100℃付近まで冷却することで多量の熱エネルギーを回収することができます。そこで本研究ではアンモニア燃焼ガス冷却時の現象やその効率化手法についてシミュレーションを行い、調査しました。
高木康成さんのコメント:
比較的新しい研究対象であることに加え、自身の代から始まった研究ということで中々苦労することも多かったこともあり、今回の受賞はその苦労が報われた思いです。またこの記事を見て燃焼や伝熱といった分野に興味を持った方は、機械システムコースの奥村研究室まで!
指導教員:奥村幸彦