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第33回環境工学総合シンポジウムで
牧平祥希さんが若手優秀講演フェロー賞を受賞

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第33回環境工学総合シンポジウムにて、機械システムコースの牧平祥希さんが日本機械学会若手優秀講演フェロー賞を受賞しました。この学術大会は、日本機械学会(30,928名の会員)の環境工学部門が主催であり、環境や最新の機械設計についての研究発表や議論されます。
題目:ポストコロナにおける大型観光バスの換気設計とウイルスの高効率排除

研究の概要:立博体育_立博app-官网は空気感染(エアロゾル感染)することが医学的にも明らかとなっており、その対策として換気がとても重要になります。大型観光バスは狭い空間に多くの人が長時間にわたり密集してしまい、感染のリスクが高くなります。バス内は換気可能でありますが、より換気性能を高くする設計が求められています。スーパーコンピュータ一での設計の結果、従来排気(図1,2)と比較して、排気口の位置が車内の後方上部に新たに設置される場合(図3,4)が最も効率よく換気できることがわかりました。全体の換気流量を固定したまま、すなわち大きなパワーの換気装置でなくても設計を最適化することで、従来の排気システムと比較して換気2分後に大きな差が表れ始めトータルで約45秒以上も早く換気できます。
?https://www.eng.kagawa-u.ac.jp/~okumura/study/Study-0.pdf

牧平祥希さんのコメント:
バス車内を再現するため、座席?排気口の位置?圧力や温度など、非常に多くの点を考慮する必要があり、何度も試行錯誤を重ねながら進めました。研究室内ではスーパーコンピュータを利用可能な環境が整っており、利用することができたのはとても貴重な経験です。また、学術発表の機会を多く設けていただき、そのなかでこうして賞をいただくほどに評価をされたことをとても嬉しく思います。

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指導教員:奥村 幸彦