立博体育_立博app-官网

图片

コース紹介

ホーム > コース紹介 > 造形?メディアデザインコース > 過去のお知らせ > 木子慎太郎さんがデジタルアーカイブ学会にて「座長が推すベスト発表」に選出

木子慎太郎さんがデジタルアーカイブ学会にて「座長が推すベスト発表」に選出

 香川大学イノベーションデザイン研究所では、香川?時空間デジタルアーカイブ事業のもと、香川の偉人「中野武営」にまつわる写真資料を収集し、デジタル化、メタデータの付与、検索方法の研究?開発を行っています。デジタルアーカイブ学会、第3回DAフォーラムで創発科学研究科2年、木子慎太郎さんが、その研究成果である「写真資料の収集を目的とした登録アプリケーションの開発」を発表し、デジタルアーカイブ学会から「座長が推すベスト発表」に選ばれました。

 内容は、香川県の独立の父と呼ばれる「中野武営」にまつわる写真資料を地域住民から収集してデジタルアーカイブを構築する際、これまでのテキスト入力によるメタデータ付与の方式から、スマートフォンを使用した音声データにより入力することでだれもが軽便に行えるアプリケーションの開発と今後の展望についての発表でした。

main.jpg

フォーラムの座長から
 「このアプリケーションを利用したデータの登録とは、ユーザー(一般家庭)が所持する資料をユーザー自身が登録していくことを目的としており、地域資料の収集と保存が喫緊の課題となっている今日の状況を打開する一つとなりうるだろう。加えて、メタデータの登録には音声データを採用しており、大変興味深い。写真資料はメタデータの付与が重要であるものの、調査員による付与には限りがあり、困難なものも多い。本発表の報告にあったような話者の自由な発言による登録は、例えば他機関でも保存されている同様の写真であっても個々のストーリーが生み出され、より情報量の多い資料となることが想定される。デジタルストーリーテリングとしての側面も持ち合わせており、応用的な利用が見込める点からも、今後のアプリケーション開発の進展と実装が期待される。」とのコメントをいただきました。

木子慎太郎さんのコメント
 過去の写真資料の所有者は一般家庭や高齢者家庭であることが多いため、扱いやすい登録アプリケーションを開発することで、ユーザー自らデータ登録をすることが可能となると考え、この音声を利用したアプリケーションを提案しました。

【論文】写真資料の収集を目的とした登録アプリケーションの開発:香川?時空間デジタルアーカイブ事業を利用したプロトタイプシステムの紹介(木子慎太郎、他、香川大学大学院創発科学研究科)

発表資料

指導教員:國枝孝之

学部紹介