総合生命科学研究センター 平成26年度 年報
平成26年度年報発行にあたって
総合生命科学研究センター長 神鳥成弘
さきごろ,NASAの無人探査機New Horizonsが,10年の歳月をかけて冥王星まで行き,冥王星とその衛星の鮮明な画像を送ってきました。 私は,分野や研究のスケールは全く異なりますが,自然科学を志すものの一人として,大変感動しました。 皆さんはいかがだったでしょうか。また,7月23日には,油井宇宙飛行士がソユーズに乗って,国際宇宙ステーション(ISS)に着き,約5か月にわたり,様々な実験をする予定です。 このソユーズには,当センターの吉田准教授が調製したタンパク質試料も搭載されており(ほんの少しですが),ISSで微小重力下での結晶化を試みています。きれいな結晶になって帰ってくることを期待します。
平成26年度も,われわれセンター教員は,研究活動および研究支援活動に励んでまいりました。 特筆すべき点としまして,動物実験部門において,平成26年12月8日に「動物実験に関する相互検証」をうけ,平成27年3月13日に検証結果報告書を公開しました。 また,実験実習機器部門において,多くの利用者から導入の希望が寄せられていた次世代シーケンサとレーザーキャプチャーマイクロダイセクション装置を新たに設置し,基盤的研究支援設備の充実を進めています。
ここ(web上)に平成26年度年報を発行いたします。各部門の活動報告へのリンクは以下にあります。 ご覧になられた方は,どうぞ,忌憚のない感想?意見を当センターまでお寄せいただければ幸いです。 また,今後とも,当センターに対するご指導?ご鞭撻のほど,よろしくお願い申し上げます。
平成 27年 8月
部門別活動報告
遺伝子研究部門医学部地区(竹崎教授) (岩間准教授)
Division of Genome Analysis and Genetic Research (The campus of Faculty of Medicine)
遺伝子研究部門農学部地区(遺伝子実験施設)
Division of Genome Analysis and Genetic Research (The campus of Faculty of Agriculture, Gene Research Center)
分子構造解析研究部門
Division of Structural Biology
実験実習機器部門
Division of Research Instrument and Equipment
機器等利用状況 関係業績(論文) 関係業績(学会発表) 部門業績
動物実験部門
Division of Animal Experiment
放射性同位元素実験部門(医学部地区)
Division of Radioisotope Research (The campus of Faculty of Medicine)
放射性同位元素実験部門(農学部地区)
Division of Radioisotope Research (The campus of Faculty of Agriculture)
糖鎖機能解析研究部門
Division of Functional Glycomics
糖質バイオ研究部門(寄附研究部門)
Division of Glyco-Bioindustry
部門
- 遺伝子研究部門 (医学部地区)
Div. Genome Analysis and Genetic Research at Campus of Faculty of Medicine - 遺伝子研究部門 (遺伝子実験施設)
Div. Genome Analysis and Genetic Research at Campus of Faculty of Agriculture (Gene Research Center) - 分子構造解析研究部門
Div. Structural Biology - 動物実験部門
Div. Animal Experiment
- 実験実習機器部門
Div. Research Instrument and Equipment - 放射性同位元素実験部門 (医学部地区)
Div. Radioisotope Research, Campus of Faculty of Medicine - 放射性同位元素実験部門 (農学部地区)
Div. Radioisotope Research, Campus of Faculty of Agriculture - 糖鎖機能解析研究部門
Div. Functional Glycomics