Q&A
DRI能力を育成するための基盤的教育
- Q.D科目、R科目、I科目について教えてください。
D科目は、本学において、デザイン思考に含まれるとされる5 つのステップ(共感?問題定義?アイデア創出?具体化?検証)を広く捉え、「背景、前提の調査?問題発見?問題解決?検証」などの課題探求のプロセスに、学生が実践を通じて関与する科目です。
R科目は、「リスク(risk)」概念の中心を「人が行った行為によって被る損害(damage)の可能性すなわち確率」として理解したうえで、人の意思決定のあるなしを超えた災害、ハザードも考察の対象に含めるものとします。そのうえで、リスクの発見?定義?分析?評価?管理に関わる知識?技能を習得できる科目、および、グローバル化、デジタル化した産業社会がもたらすリスクの問題(レジリエンス、セキュリティ等に関わるものを含む)についての知識を習得できる科目です。
I科目は、「インフォマティクス(Informatics)」を情報学?情報科学?情報工学に関わる複合的な学問領域として捉えます。そのうえで情報学と統計学に関する知識?技能を習得できる科目、および、これからのデジタル社会を生きるうえで必要な知識(データサイエンス、ビッグデータ、AI、ICT、IoT 等)を習得できる科目です。 - Q.主題科目の中で、どのような科目がDRI能力育成科目に該当するのでしょうか。
主題科目のうち、課題発見?解決型授業、課題解決型授業、課題発見型授業(学生主導)が、DRI能力育成科目の特にD科目(デザイン思考能力の育成に関する科目)に該当します。
- 主題科目授業デザインガイドラインはこちら [PDF:145KB]
- 主題科目授業デザインフローチャートはこちら [PDF:148KB]
DRIイノベーター養成プログラム
- Q.DRIイノベーター養成プログラムの対象は、何年生からでしょうか。
1年生からですが、何年生からでも履修することができます。
- Q.DRIイノベーター養成プログラムは、全学生が対象でしょうか。
全学部の学部学生が対象となっていますが、創造工学部の学部学生はIコースにのみ登録可能です。
- Q.DRIイノベーター養成プログラムに対して、教員はどのような関わり方があるのでしょうか。
プログラム主担当教員と、科目提供教員という二つの関わり方があります。プログラム主担当教員は、アドバイザー教員として学生に対するアドバイスを行い、プログラム担当教員として「DRIイノベーター養成プログラム課題研究」の担当、修了認定を行います。科目提供教員は、担当する科目において、当該プログラムに参加する受講生を受け入れていただきます。
DRI能力を育成するためのFDプログラム
- Q.DRI教育を授業に取り入れる際、どのようにすれば良いでしょうか。
DRI教育の有効な手法のひとつであるアクティブラーニングに関するFDプログラムや、DRI教育に関する実際の授業を紹介するFDプログラムなどがありますので、受講してみてください。これらのFDプログラムについては、本ホームページの「DRI能力を育成するためのFDプログラム」のページをご覧ください。
- Q.課題発見?解決型授業を行う際のサポート体制はあるのでしょうか。
主題科目の課題発見?解決型授業、課題解決型授業、課題発見型授業(学生主導)の場合、ティーチング?アシスタント(TA)やスチューデント?アシスタント(SA)を雇用することができます。ただし、予算の都合により、ご希望に添えない場合もありますのでご了承願います。