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21世紀源内ものづくり塾

フォローアップ(源内OB会)

修了生が地域で活躍する仕組み

 源内塾における育成目標は、単に高度な技術?技能や生産管理能力を有するだけでなく、ものづくりに対し経営面からも人一倍理解が深く、開発の狙いを定めこれをリードしていく人材の育成です。

 しかし、このような人材を2年間の育成期間で育て上げるのは、説明するまでもなく、相当無理であります。特に、地域のものづくり中小企業の従業員が、2年間の育成課程を経て、企業に戻り、そこで新製品開発等顕著な業務成果を上げ、そして、地域で活躍していると評価されるのは極めて稀なケースと考えます。

 源内塾における2年間の育成は、目標として掲げたものづくりのリーダーを目指し将来地域で活躍するよう、その土壌を作るために受講者の意識を変革し、産学連携で障害になっている3つの壁「大学の壁」、「技術の壁」、「ヒトの壁」を乗り越え、ものづくりのリーダーとしての気概を植えつけることであります。

 しかし、修了した時点では、まだまだ物頼りない「リーダー」かも知れませんが、修了後、育成拠点を中心として、企業で、そして地域が温かく育てていけば、活躍していると評価されるものと考えます。ただし、これには、10年単位の期間を要すると思います。

 また、最近では、平賀源内のように様々な失敗経験を重ねながらこれをバネに飛躍し、新事業にチャレンジし、新発見やシステムを変革していくことの重要性が改めて指摘されます。

 このようなことも踏まえ、源内塾で従来行ってきたフォローアップでの運用実績や問題点を検討しました。

 その結果、修了生が地域で活躍できる仕組みとして、次のような「香川モデル」を基本にフォローアップしたいと考えています。

 

          修了生が地域で活躍できる仕組み「香川モデル」


 

 ここで示した香川モデルは、育成拠点を中心に、修了生、企業、地域、そして大学等地域の教育?研究機関が有機的に結び付き、相互に情報発信していくことが基本になります。

 今後、香川において、このようなシステムを強固に構築していき、関係者がそれぞれの立場?役割を認識しながら、育成拠点を中心として効果的に連携して行けば、香川のものづくり企業において地域で活躍する人材が継続的に輩出され、地域のものづくりの高度化等地域活性化にも結び付くものと考えています。

 

源内OB会

 第1回(23年5月13日) 開催概要はこちら  /  様子はこちら

 第2回(24年5月16日) 開催概要はこちら  /  様子はこちら

 第3回(25年5月14日) 開催概要はこちら  /  様子はこちら

 第4回(26年5月20日) 開催概要はこちら  /  様子はこちら

 

売れるもマーケ当たるもマーケ(マーケティング22の法則)

 源内塾は、「売れるものづくりが企画?開発できる人材」の育成を目指していますが、皆様におかれては、常日頃研鑽を積まれ、会社の期待に十分応えられているものと思います。

 その期待に一層的確に応えるため、マーケティングの基礎について、今一度考えていただきたいと思います。

 マーケティングと言えば、出川先生の講義を思い起こされますが、その中で、「名著」と言われている本があります「売れるもマーケ、当たるもマーケ(マーケティング22の法則)」という米国の本です。

 ただし、1993年の出版(和訳は1994年)であり、取り上げられている事例が年代もので古く、また、米国企業のケーススタディでもあり、今日、この本を読んでも若手の方にはピンと来るところがほとんどないと思います。

 また、マーケティングに法則があるのかという根本的な問いかけもあります。特に、現在の我が国のように消費者意識や商品化が多様化し、マーケティング活動が個別化している中で、「法則」が当てはまるのかという疑問です。

 さらには、20年も昔の話であり、時代錯誤的な箇所も少なくありません。

 しかし、皆さんのようなものづくりに取り組んでいる方が必ず押さえておくべき原理原則は、網羅されており、「売れるものづくり」には不可欠と思います。

 そこで、22の法則のポイントを押さえ、マーケティングの常識を身に付けていただく観点から、私になりの理解を、来月10月から毎月1日に1法則、簡単に紹介したいと思います。

 なお、この連載を読みっぱなしで終わるのでなく、毎月紹介するケーススタディについて、皆様の身近にある「類似事例」を各自で考えて下さい。そして、そのような事例を返信メールで源内塾関係者全員に発信して下さい。

 このような情報発信と情報共有を通じ、マーケティングの基礎を確実なものとし、一層成長され会社業務に貢献していただきたいと思います。では、??。

 

 第1回 一番手の法則(26年10月) こちら 

 第2回 カテゴリーの法則(26年11月) こちら

 第3回 心の法則(26年12月) こちら

 第4回 知覚の法則(27年1月) こちら

 第5回 集中の法則(27年2月) こちら

 第6回 独占の法則(27年3月) こちら

 第7回 梯子の法則(27年4月) こちら

 第8回 二極分化の法則(27年5月) こちら

 第9回 対立の法則(27年6月) こちら

 第10回 分割の法則(27年7月) こちら

 第11回 遠近関係の法則(27年8月) こちら

 第12回 製品ライン拡張の法則(27年9月) こちら

 第13回 犠牲の法則(27年10月) こちら

 第14回 属性の法則(27年11月) こちら

 第15回 正直の法則(27年12月) こちら

 第16回 一撃の法則(28年1月) こちら

 第17回 予測不能の法則(28年2月) こちら

 第18回 成功の法則(28年3月) こちら

 第19回 失敗の法則(28年4月) こちら

 第20回 パブリシティの法則(28年5月) こちら

 第21回 成長促進の法則(28年6月) こちら

 第22回 財源の法則(28年7月) こちら

 

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