香川大学博物館では、第28回企画展「カタツムリの世界―在野の研究者?多田昭氏の陸産貝類コレクションを中心に―」を7月17日(木)~ 10月26日(日)の会期で開催します。  カタツムリ(陸産貝類)は陸上で生活するようになった貝類の総称であり、日本に約800種がいるといわれています。カタツムリは移動距離が短いため、各地で種分化がおきており、多くの種が日本でもみられます。そのため種分化や生物多様性の成り立ちを考える上で優れた生物です。  香川県東かがわ市在住の多田昭氏(香川大学農学部卒)は全国的に著名なアマチュアの陸産貝類研究家であり、これまで数多くの新種を発見しています。また同氏は国内外から収集した膨大な量の陸産貝類コレクションを保有しており、その中には希少な標本も数多く含まれています。  香川大学博物館第28回企画展では、自然科学の研究材料としてのカタツムリの面白さと多田氏の研究成果について、同氏の膨大で貴重な標本資料等の展示を通して紹介します。また、会期中には、研究者から直接学べるフィールドワークを実施します。詳しくはフライヤーをご覧ください。

期  間  立博体育_立博app-官网7年7月17日(木)~ 10月26日(日)
      休館日:日?月曜日、祝日、8月10日(日)?18日(月)
      ※10月12日(日)、10月26日(日)は特別開館

時  間  10:00 ~ 16:00(最終入館15:45)

会  場  香川大学博物館展示室(高松市幸町1-1 幸町北1号館1階)

主  催  香川大学博物館

協  力  多田 昭、髙木眞人、松本慶一、NPO法人みんなでつくる自然史博物館?香川、
      京都大学総合博物館、香川県立森林公園ドングリランド

助  成  公益財団法人 赤澤記念財団

後  援  香川県教育委員会、東かがわ市教育委員会

○香川大学博物館ミュージアム?レクチャー(フィールドワーク)

 第100回「水辺の生き物を観察しよう」???? 8月2日(土)? 10:00?12:00
 第101回「里山の昆虫を観察しよう」 8月3日(日)?? 9:30?11:30
 第102回「化石の発掘体験をしよう」 8月9日(土)? 10:00?12:00
 第103回「カタツムリを観察しよう」 8月30日(土) 10:00?12:00

※展示および関連イベントの詳細、その他はチラシをご参照ください。