2月27日(木)にて、第8回大学技術職員組織研究会を開催しました。会場のオリーブスクエアには、全国各地から30名が参加し、オンラインでは最大100名が参加しました。大学技術職員組織研究会は、「技術職員の組織の在り方について、様々な側面から解析、考察して技術職員の将来を見据えた組織の構築に寄与する」ことを目的に設立され、そのための議論、発表の場を提供しています。
27日午前には、研究会総会を実施しました。技術職員向けの読本の改訂や、技術職員コンソーシアム(TAMARIBAの会)に関わるシンポジウムの開催報告を行いました。午後からは、東京科学大学 江端 新吾教授による『教育研究基盤整備に関わる技術職員および組織のあり方』の講演ならびにグループディスカッションを行いました。最新の文科省?内閣府の技術職員に関わる動向について講演があり、今後の技術職員のあるべき姿についての討議も行いました。また、香川大学技術職員による企画として、岡﨑技術専門職員にて司会を担当し、愛媛大学、岡山大学、鳥取大学、徳島大学、香川大学の技術職員にてパネリストとして参画したシンポジウムを実施しました。テーマ「時代とともに”かわれる”技術組織へ」として、各テーマ「技術継承」 「予算」についての討議を実施しました。
このシンポジウムにて、課題を共有した上で、課題解決の一助となるための工夫について、会場の参加を含めたディスカッションを行いました。会議を通じて交流を図ることができ、今後の業務への活用について学ぶことが出来ました。会議について来年度は別機関にて開催し引き続き技術職員の様々な課題についての討議を実施していく予定です。