香川大学×小豆島夢プロジェクトチーム 「演劇でみる小豆島のカタチ」
香川大学は、平成30年4月に創造工学部を設置し、デザイン系のコースである「造形メディアデザインコース」を新たに設置しました。これを機会に、デザイン系の教員の指導により制作した作品を、地元香川で開催される日本を代表する国際イベントである瀬戸内国際芸術祭に出展することで地域貢献につなげたいと考え、初めて参加しました。
「トラと呼ばれたサル」(小豆島 中山農村歌舞伎舞台)
8/24(土)、8/25(日)の2日間に渡り、瀬戸内国際芸術祭2019公式イベントの演劇として、小豆島町中山地区の中山農村歌舞伎舞台で、過去?現在の小豆島をひもとき、未来の小豆島を演劇を通じて考察するプロジェクトとして取り組んだ「トラと呼ばれたサル」を上演しました。
本学の学生、教職員を含めオーデションで選ばれた小豆島内外の19名が、進路、恋人、友人や家族の問題など悩み多き島の高校3年生が悲しい過去を持つおじさんと出会いそれぞれの未来を考え一歩を踏み出す内容の作品を熱演しました。
制作は柴田創造工学部講師、脚本?演出は豊永地域連携コーディネーターが務め舞台の制作スタッフとして本学の学生が参加するなど全学をあげて取り組みました。
中山農村歌舞伎舞台保存会や中山自治会の皆様のご協力もあり、2日間で述べ400名以上のお客様に観劇いただき、大盛況のうち終了することができました。
「蛙の池の今昔物語」(小豆島 肥土山農村歌舞伎舞台)
秋公演の『蛙の池の今昔物語』は深刻な水不足を解消するために立ち上がった小豆島?肥土山のヒーローが300年前からタイムスリップするストーリーで、脚本、演出は香川大学地域連携コーディネーターの豊永純子、制作は香川大学創造工学部講師の柴田悠基。出演はオーディションで選ばれた小豆島の小中高生、香川大学生、教職員を含む島内外の11名で、息の合った演技で観客を魅了しました。
公演は9/28(土)、9/29(日)の2公演行われ、のべ約430名の来場がありました。劇中に観客が「おひねり体験」等で参加し、舞台と一体化する場面も盛り込まれており、300年の歴史ある肥土山農村歌舞伎舞台が盛り上がりました。
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