香川大学は、2024年1月31日に医学部における業務DX推進をすすめる目的として「医学部DX」プロジェクトを立ち上げました。

 本プロジェクトでは、デジタルONEアンバサダ―である医学部職員の中からDX特命メンバーを選出し、情報システム課の職員と協働で医学部の業務DX推進に取組みました。同年3月15日に香川大学情報化推進統合拠点コモンズスペースで、「医学部DX」成果発表会を実施しました。45日間という限られた期間と工数の中で10個のプロジェクトが完了し、それぞれのプロジェクトについての発表がおこなわれました。

 プロジェクト期間中は、スクラム開発の考え方により、週1回の定例ミーティングを開催し、進捗確認をおこない、情報システム課のメンバーがプロジェクトマネージャーの役割を担い、DX特命メンバーと共に開発をすすめました。プロジェクトに参加したDX特命メンバーは「最初は何から手を付けて良いかわからない状態だったが、やってみたら思っていたよりも簡単にできる事がわかった」、「1つの取組をしたことで、他の業務についても派生開発ができることがわかった」などプロジェクトに参加したことで小さな一歩を踏み出すことができ、香川大学にとって今後の業務DXを加速させる大きな一歩となりました。