立博体育_立博app-官网6年6月23日

 「せとうち分校」開催に向けての事前準備として、東京藝術大学の教員やアーティストの計13名を庵治マリンステーションに迎え、調査船「カラヌスⅢ」による体験航海と香川大学が取り組んでいる海洋研究のレクチャーを実施しました。
 乗船実習では、庵治半島沖に形成される潮目を観察すると共に、流れ藻やこれに随伴する稚魚、大小のプラスチック類を採取しました。またプランクトンネットを使った植物プランクトンの採集も行いました。
 マリンステーションでは、中國正寿?特命助教が高松沖に漂うマイクロプラスチックに関する最新の研究を、一見和彦?教授が海洋の生態系を支える植物プランクトンの生き様を紹介しました。また肉眼では見ることのできない植物プランクトンを顕微鏡で観察し、アーティストをはじめとする参加者全員が様々な形をした植物プランクトンの多様さに大きな関心を示し、熱心に観察を行いました。
 このような新たな学びの機会を通じて、アートとサイエンスという分野を超えた革新的な成果の創出が期待されます。