マーガレットは、香川県を代表する花きの一つであり、主に切り花として利用されています。マーガレット切り花の生産量が全国第1位である香川県では、温暖化による夏秋期の高温の影響によってマーガレットの開花時期が遅れており、以前は可能であった10月出荷ができなくなっています。切り花として好まれている白花マーガレットは、3倍体であり交配育種による品種改良が難しいため、高温でも開花しやすい枝変わり(突然変異体)の選抜が行われています。この選抜を効率的に行うため、さらには、高温によって開花が遅延するメカニズムを明らかにしてマーガレットの開花制御技術の開発を行うため、マーガレットの花の咲く仕組みを遺伝子レベルで研究しています。
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担当者
鳴海 貴子
区分:教員
職名:准教授
所属:農学部